独居老人にしたくないけど一緒に暮らせない

核家族化、妻との離死別等で独居老人が増え、孤独死する老人が年間3万人いるという

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/49456

(古い記事で申し訳ない)

 

Youtubeでこんな動画を見ていた

(死に関する動画で刺激が強いと思うので、難しい人は再生しないほうがいい)

 

 

 「終の現実」というFNSドキュメンタリーの動画だそうだ。

 鹿児島の特殊清掃を請け負う業者グッドベア鹿児島の現場作業を紹介している。

 

 人間は死後一週間も放っておけばドロドロに腐ってウジが沸いてくる。

校門の筋肉も緩むため糞尿も垂れ出てくるし、とにかく死臭がとてつもない。

そのため特殊清掃を請け負う業者に依頼し、清掃しなければならない。

 

この映像ではご遺体移動後の故人様の部屋を清掃する現場が映されている。

 

居酒屋で働いていたおばあちゃんの孤独死、亡くなる前まで仲の良かった友人や、近所のデパートの休憩広場、勤めていた居酒屋の古い常連客なんかは生前の彼女について語っていた。

「私に甘えてくれれば一緒に暮らすこともできたのに...」

と古い友人は言っていた。きっと声を上げれば助けてくれる環境もあったのだろう。

 

酒浸りで酒瓶に囲まれて暮らしていたタクシー運転手。とても子煩悩で、妻と離婚した後子供達の写真を見えるところにずっと飾っていた。息子を一人養子に出して、「親戚のおじちゃん」という立場で息子を見守っていたという。

遺品の引き取りにはその養子の息子が来られて、遺品を受け取っていた。

 

どちらの独居老人も、大量の「モノ」に囲まれて暮らしていた。

寂しさを埋めるためなのか、セルフネグレクトになってしまうのかはわからない。

 

私も実父ではあるが遺品整理をしたので、既視感みたいなものがとてもあったのだ。

とにかく家中がモノだらけなのだ。そして冷蔵庫の中には栄養ドリンクとパックジュース、賞味期限の切れた惣菜と牛乳がひしめいていた。

寝床には酒が3種類。真冬だったがエアコンは切って寝ていたようだ。

年寄りがいざ年金生活が始まって節制しようとすると、どうしてもインスタントな食品に偏ってしまいがちになる。

祖母の遺品からも大量のリポビタンDが出てきたと聞いている。

 

私個人の願望ではあるが、年寄りには日がな1日庭いじりやゲートボール、地域の公民館で囲碁サロンなんかに通って穏やかに過ごしていてほしいと思っている。

私の友人のご両親なんかは丁度、年金の支給年齢引き上げなんかに直面していて

会社の定年後、再就職を迫られている。

 

私の父も再就職を最期のときまで頑張っていた。

だが本人の希望する職業とのマッチングは絶望的なほど低いのが現実だ。

父は定年まで半導体装置の運用保守やメンテナンスをしていたが、シルバー人材センターで紹介されたのは「ガソリンスタンドのアルバイト」と「地域清掃」だった。

 

 

父については死ぬ直前まで、穏やかに過ごさせてあげられなかったことを非常に後悔している。

どうやったら救えたのだろうか。